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  1. 杉並区議会 2018-05-18
    平成30年第1回臨時会−05月18日-09号


    取得元: 杉並区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-29
    平成30年第1回臨時会−05月18日-09号平成30年第1回臨時会   平成30年第1回臨時会             杉並議会会議録(第9号) 平成30年5月18日 午前10時開議 出席議員46名 1 番  (欠員)            25番  安  斉  あ き ら 2 番  木  村  よ う こ      26番  中  村  康  弘 3 番  田  中 ゆうたろう      27番  北     明  範 4 番  堀  部  や す し      28番  川 原 口  宏  之 5 番  松  尾  ゆ  り      29番  今  井  ひ ろ し 6 番  川  野  たかあき      30番  浅  井  く に お 7 番  奥  田  雅  子      31番  脇  坂  た つ や 8 番  市  来  と も 子      32番  吉  田  あ  い 9 番  小  林  ゆ  み      33番  金  子 けんたろう 10番  藤  本  な お や      34番  富  田  た  く 11番  上  野  エ リ カ      35番  くすやま  美  紀 12番  木  梨  もりよし      36番  け し ば  誠  一
    13番  山  本  あ け み      37番  新  城  せ つ こ 14番  太  田  哲  二      38番  佐 々 木     浩 15番  山  本  ひ ろ こ      39番  河  津  利 恵 子 16番  大  泉  やすまさ      40番  大  槻  城  一 17番  井  原  太  一      41番  渡  辺  富 士 雄 18番  大 和 田     伸      42番  島  田  敏  光 19番  山  田  耕  平      43番  横  山  え  み 20番  上  保  まさたけ      44番  大  熊  昌  巳 21番  そ  ね  文  子      45番  は な し  俊  郎 22番  岩  田  い く ま      46番  井  口  か づ 子 23番  松  浦  芳  子      47番  富  本     卓 24番  増  田  裕  一      48番  (欠員) 出席説明員       区長             田 中   良       副区長            宇賀神 雅 彦       副区長            吉 田 順 之       政策経営部長         白 垣   学       施設再編・整備担当部長事業調整担当部長                      大 塚 敏 之       総務部長           関 谷   隆       情報・法務担当部長      牧 島 精 一       危機管理室長         寺 嶋   実       区民生活部長         森   雅 之       地域活性化担当部長オリンピックパラリンピック連携推進担当部長                      安 藤 利 貞       産業振興センター所長     齋 木 雅 之       保健福祉部長         有 坂 幹 朗       特命担当部長子ども家庭担当部長徳 嵩 淳 一       高齢者担当部長        田部井 伸 子       健康担当部長杉並保健所長   木 村 博 子       都市整備部長         渡 辺 幸 一       まちづくり担当部長      茶 谷 晋太郎       土木担当部長         吉 野   稔       環境部長           北 風   進       会計管理室長(会計管理者)   南 雲 芳 幸       政策経営部企画課長      伊 藤 宗 敏       総務部総務課長        原 田 洋 一       教育長            井 出 隆 安       教育委員会事務局次長     田 中   哲       教育企画担当部長       白 石 高 士       学校整備担当部長       大 竹 直 樹       生涯学習担当部長中央図書館長 鈴 木 雄 一       選挙管理委員会委員長     西 村 文 孝       代表監査委員         上 原 和 義         平成30年第1回杉並議会臨時会議事日程第2号                               平成30年5月18日                                  午前10時開議 第1 議案第40号 杉並監査委員条例の一部を改正する条例 第2 議員提出議案第1号 杉並議会会議規則の一部を改正する規則 追加 議長辞職の件 追加 議長選挙 追加 副議長辞職の件 追加 副議長選挙 第3 常任委員会委員の選任について 動議 特別委員会委員選任替えに関する動議 第4 議会運営委員会委員の選任について 追加 議案第41号 杉並監査委員(識見を有する者)の選任の同意について 追加 議案第42号 杉並監査委員議員)の選任の同意について ○議長富本卓議員) これより本日の会議を開きます。  会議録署名議員は、前回の会議と同様であります。  なお、本日、監査委員事務局長は所用のため欠席する旨の連絡を受けております。   ──────────────────◇────────────────── ○議長富本卓議員) これより日程に入ります。  日程第1、議案第40号杉並監査委員条例の一部を改正する条例を上程いたします。  総務財政委員会の審査結果の報告を求めます。  総務財政委員会委員長、45番はなし俊郎議員。       〔45番(はなし俊郎議員)登壇〕 ◆45番(はなし俊郎議員) ただいま上程になりました議案第40号杉並監査委員条例の一部を改正する条例について、総務財政委員会における審査の経過とその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしましては、議選監査委員の定数を残した理由はとの質問に対し、これまでの議選監査委員の実績、自治体財務等に熟知していることに加えて、議会における論点や区民の意見、要望を踏まえ、区民目線による監査を実施してきたことなどを考慮し、引き続き議選監査委員が必要と考えたものであるとの答弁を、このほかにも、他区の議選監査委員の定数について、これまで議選監査委員が果たしてきた役割、実績について、議選及び識見監査委員報酬額について、新たな監査委員を法律の専門家とした経緯について、法律の専門家による監査有効性についてなどの質問があり、それぞれ答弁を受けております。  その後、意見を求めたところ、原案に賛成する意見として、杉並議会自由民主党委員から、今回の条例改正監査委員専門性を高めることが理由であり、また、区民目線での監査必要性から議選監査委員の定数を残したことなどが質疑によって明らかとなった。区の事務執行適正化に資する監査委員充実強化は必要であり、専門性多様化も含めたこの条例改正には賛成との意見があり、杉並議会公明党委員から、質疑を通して、専門性多様化による監査のバランスの向上を図ることによって、監査制度充実強化につなげるための条例改正であることが理解できたことから賛成との意見があり、いのち・平和クラブ委員から、これまでも会派の中で議員選出監査委員のあり方には疑問を呈し、議選監査委員選出議案には反対をしてきたが、地方自治法の改正により、1名を法律の専門家にかえることで監査機能が強化されることは、この課題を改善する第一歩であり賛成との意見があり、日本共産党杉並区議団の委員から、区議会議員は、財政のみならず区政全般を対象に活動しており、監査業務の中でその知識を生かすことができ、また、監査業務で得た知識を議会活動に還元することで議会での議論を活性化する役割も果たすことができ、区議会議員監査委員を務めることは大変重要である。しかしながら、議員かわりに法律の専門知識を有する方が1名ふえることで監査業務専門性の強化につながり、個々の監査委員の負担も軽減されることから賛成との意見があり、自民・無所属クラブ委員から、本議案は、監査制度充実強化専門性の向上を図り、議員のうちから選任される監査委員を2人から1人に改め、かわりに、より専門性の高い識見を有する監査委員をふやすものである。質疑において、区の監査制度の質がより高まることを確認できたことから賛成との意見があり、区民フォーラムみらいの委員から、質疑を通して、議選監査委員にかえて選任される新たな識見監査委員については、法律の専門家を予定していることを確認した。監査制度充実強化の観点から専門性を高めることは重要であり、より一層の監査体制の構築が期待できる内容と判断し、賛成との意見がありました。  採決の結果、議案第40号を全員の賛成により原案どおり可決すべきものと決定しております。  以上が総務財政委員会における審査の経過とその結果であります。本会議におかれましても、当委員会決定どおり御議決いただきますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長富本卓議員) これより意見の開陳を行います。  発言の通告がありますので、通告順にこれを許可いたします。  2番木村ようこ議員。       〔2番(木村ようこ議員)登壇〕 ◆2番(木村ようこ議員) 議案第40号杉並監査委員条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から意見を申し述べます。  昨年6月に監査制度充実強化を趣旨とする地方自治法の一部改正が行われ、監査委員議員から選任しないという選択肢が生まれました。本議案は、監査委員議員から選任しないという段階までには至らないものの、監査委員4名のうち2名が議員という現状を改めるものでございます。  私も、第31次地方制度調査会の、議会は議会としての監視機能に特化していくという考え方もあることから、各地方公共団体の判断により、監査委員専門性のある識見監査委員に委ね、議選監査委員を置かないことを選択肢として設けるべきとの答申を受けて、平成28年決算特別委員会において、いわゆる議選監査委員を1名減らすことを提案したところであります。したがって、本議案については、監査委員専門性独立性公平性を高めるという観点から、評価できるものと考えております。  もっとも、大阪府は議選監査委員自体を廃止しております。さらに、監査委員のうち1人以上を公募で選任可能とする条例改正も行いました。これによって、より広範な人材登用が可能となり、府民目線で行政の監視を行う体制が整備されているところであります。当区においても、監査制度充実強化のため、議選監査委員廃止公募導入等、さらなる改革の必要性を感じるところではありますが、まずはその一歩と捉え、本議案には賛成いたします。 ○議長富本卓議員) 4番堀部やすし議員。       〔4番(堀部やすし議員)登壇〕 ◆4番(堀部やすし議員) 議案第40号杉並監査委員条例の一部を改正する条例について、意見を申し述べます。  本議案は、議員のうちから選任される監査委員を減員する一方で、識見を有する者のうちから選任される監査委員の数をふやすことを目的とする条例改正です。具体的には、今後新たに弁護士1名を監査委員に選任する予定があることに先立ち、議員のうちから選任される監査委員の定数を1名減員する規定を定めるものです。これにより、杉並区の監査委員は、今後、行政実務経験者1名、公認会計士1名、弁護士1名及び議員1名で構成される見込みであります。  議員のうちから選ばれる監査委員の任期は議員の任期と同じである旨、地方自治法197条に定められていますので、現在の議選監査委員である大和田氏、増田氏は、平成31年4月30日まで監査委員の任期が残っております。両名は、議員辞職するようなことでもなければ監査委員の職を継続すべき責任を負っているのであり、当然これは遵守されるべきものであります。したがって、本件は、その後について、監査委員の構成を多様化させる趣旨と受けとめているところです。  今日では、行政活動複雑化多様化、高度化しており、監査委員にもそれにふさわしい責任感が求められています。議員辞職するわけでもない議員選出監査委員が毎年1年で監査委員の職のみ辞職し、議員の間で監査委員ポストたらい回しにしている現状は、監査委員の職務が極めて重要なものであることを踏まえるとき、無責任と批判されても仕方がありません。  以前は、1年で監査委員をやめた者が出るたびに、なぜ辞職したのか、いつ辞職したのか、辞職理由は何か、議員辞職するわけでもない中で監査委員の辞職を受理した理由は何かなど、この場で問いただしてきましたが、選任権を持つ区長本人都議会議員時代にたった1年で監査委員の職を放り出していたからなのか何なのか、この問題についてほとんどまともな回答が返ってきたことはありませんでした。  このような状態の中で、なぜ議員監査委員となって監査にかかわっているのか、監査議会からも独立した存在であるべきではないのかといった批判も生まれ、議員のうちから監査委員を選任するべきではないとの意見が出されるようになっています。このことは、地方制度調査会の答申や日弁連の意見書などにおいても確認することができることです。抜本的な見直しが必要です。  議案第40号が抜本的な見直しにつながるか否か、現時点では定かではありませんが、識見を有する者のうちから選任される監査委員の数をふやすことは改革の第一歩と評価し、本改正については賛成いたします。  ただし、監査の実施に当たっては、単にふさわしい識見が求められるというだけではなく、監査独立性公正性を確保することがより重要というべきです。したがって、この観点から、以下4点に留意するよう求めます。  第1は、監査委員事務局職員人事評価です。法改正により、人事評価の結果がより厳格に給与に反映されることが前提とされている今日、区長が監査委員事務局長人事評価を行うような過去の慣例は許されません。監査事務局長人事権者代表監査委員であり、区長ではないことを踏まえ、区長は監査独立性を損なう越権行為を行うことのないよう強く要請いたします。  第2は、今後新たに監査委員に選任される見込み弁護士についてです。その人選に当たっては、区と利害関係がないことはもちろん、すぐれた識見を有する者から選任することが法定されてはいますが、名実とも客観的独立性精神的独立性が確保されている人物を選任することも重要です。単に地元の関係団体という理由で、杉並法曹会に推薦を依頼するような安易な形は望ましくなく、日本弁護士連合会に対し行政実務に明るい弁護士の推薦を求めるなど、公正性の確保された形で選任するよう求めるものです。  第3に、監査委員事務局共同設置を検討することが必要です。自治体監査実務そのもの自治体による差はほとんどないはずであり、その独立性公正性専門性を高めるためにも、複数自治体による共同設置を検討しなければなりません。これにより、それぞれの事務局職員には出身自治体以外の監査を担当させるなど工夫することにより、客観的にも精神的にも区長部局からの独立性を高めることができるというべきです。
     23区は、古くより一部事務組合が複数設立されている歴史もあり、今後、機関等共同設置の一形態として監査委員事務局共同設置を検討することは、非現実的な話ではありません。  最後になりますが、第4に、外部監査の活用についても改善が必要です。  先日、参加資格のない企業がジョイフル杉並に団体参加し続けていた条例違反について監査請求を行っていますが、外部監査は選択されませんでした。議会でも話題にしてきたとおり、この件の判断には法律的専門性を要することから外部監査を求めたものですが、監査委員監査、すなわち内部監査で済まされています。現在の監査委員には弁護士など法曹経験者が含まれていなかった中で、不可解な判断でありました。  監査委員は、定期監査例月出納検査を初め日常業務を抱えています。このような中で、住民監査請求は、課題の発生とともに予期せず提起されるものであり、しかも60日以内に監査を終える義務があることから、その監査は、その内容に応じて外部監査人による監査を選択することが望ましい場合が少なくありません。外部監査を選択するケースが極めて限定的になっていることは疑問であり、運用の改善が必要です。  第31次地方制度調査会の答申を受け、地方自治法が改正されました。これにより、今後議員から監査委員を選任することは義務ではなくなりました。その背景にあるものは、議員監査委員に就任することに対する強い疑問であります。このような中でも議員のうちから監査委員を選任するのであれば、毎年1年で監査委員の職のみ辞職し、議員の間で監査委員ポストたらい回しにするような形は許されないというべきです。  以上、監査委員の職務が極めて重要なものであることを踏まえ、これを機に今後さらに改革が進むことを祈念いたしまして、意見といたします。 ○議長富本卓議員) 以上で意見の開陳を終了いたします。  それでは、採決いたします。  議案第40号杉並監査委員条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長富本卓議員) 起立全員であります。よって、原案を可決いたしました。   ──────────────────◇────────────────── 議員提出議案第1号    杉並議会会議規則の一部を改正する規則  上記の議案を提出する。   平成30年5月18日                提出者 杉並区議会議員  脇 坂  たつや                    同        島 田  敏 光                    同        市 来  とも子                    同        藤 本  なおや                    同        中 村  康 弘                    同        大 泉 やすまさ                    同        山 田  耕 平                    同        そ ね  文 子                    同        安 斉  あきら                    同        金 子 けんたろう                    同        佐々木    浩                    同        はなし  俊 郎  杉並議会議長  富 本  卓 様 ○議長富本卓議員) 日程第2、議員提出議案第1号杉並議会会議規則の一部を改正する規則を上程いたします。  提出者の説明を求めます。  31番脇坂たつ議員。       〔31番(脇坂たつ議員)登壇〕 ◆31番(脇坂たつ議員) ただいま上程されました議員提出議案第1号杉並議会会議規則の一部を改正する規則につきましては、議会運営委員会委員全員により提出するものでございます。  本議案は、区議会に協議または調整を行うための場を新たに設ける等の必要があるため、御提案するものでございます。  それでは、改正の内容について御説明申し上げます。  議会の運営に関する協議または調整を行うための場を定めた別表第2について、次の2点の改正を行うものです。  1点目は、ICT活用推進検討委員会を、広報委員会と同様、会議規則別表第2に規定する検討機関として設け、議会における位置づけを明確化するものでございます。  2点目は、各会議体構成員について、今後、会派構成等に異動、変更があった場合でも対応できるよう、議会運営委員会理事会等構成員に関する規定を改めるものでございます。  最後に、施行期日は公布の日からとしております。  以上で説明を終わります。  議案の朗読は省略をさせていただきます。  よろしく御審議の上、原案どおり御議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長富本卓議員) お諮りいたします。  議員提出議案第1号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長富本卓議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。  質疑はありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長富本卓議員) 質疑はないものと認めます。  意見はありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長富本卓議員) 意見はないものと認めます。  それでは、採決いたします。  議員提出議案第1号杉並議会会議規則の一部を改正する規則について、原案に賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長富本卓議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。  ここで、可決されました条例及び会議規則の公布のため、10時35分まで休憩いたします。                               午前10時19分休憩                               午前10時35分開議 ○副議長北明範議員) 議長の職務を代行いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます  お諮りいたします。  富本卓議長から議長辞職願が提出されました。  この際、議長辞職の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長北明範議員) 異議ないものと認めます。よって、議長辞職の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。  議長辞職の件を議題といたします。  なお、本件につきましては、地方自治法第117条の規定により、富本卓議長は除斥となります。       〔富本卓議長退席〕 ○副議長北明範議員) 辞職願事務局長から朗読させます。 ◎局長(佐野宗昭)  辞 職 願  今般、一身上の都合により議長の職を辞したく、地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。   平成30年5月18日                               杉並議会議長                                 富 本   卓  杉並区議会議長   北   明 範 様  以上です。 ○副議長北明範議員) それでは、採決いたします。  富本卓議長議長辞職を許可することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○副議長北明範議員) 起立多数であります。よって、富本卓議長議長辞職を許可することに決定いたしました。  富本卓議員の除斥は解かれました。       〔富本卓議員入場〕 ○副議長北明範議員) ここで、議長を辞職された富本卓議員から挨拶があります。       〔47番(富本卓議員)登壇〕 ◆47番(富本卓議員) 議長退任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  改めましてこの1年間、私にとりましても、思い返せば、公私にわたりいろんなことがございましたけれども、北副議長を初め議員各位皆さん、職員の皆さん議会事務局皆さん、そしてまた区民の皆さん大変お世話になりまして、無事に議長職を務めることができまして、本当にありがとうございました。  特に、目立った改革ではございませんでしたけれども、議会の体制強化、また整備等、内部改革に一定の成果を上げられましたこと、本当に皆さんのお力添えのおかげと心から感謝をする次第でございます。  さて、私もこれで一議員に戻るわけでございますけれども、私も5期目、もう20年目の最後の任期の年ということになりましたけれども、改めて自分が議員を志したときの気持ちを思い出しまして、初心忘るべからずの気持ちで、自分が思うあるべき杉並とはどういう杉並なのか、その自治体像、社会像を目指して頑張っていきたい、その実現に向かって頑張っていきたいと思いますので、皆様方の変わらぬ御指導、御鞭撻、心からお願いをする次第でございます。一人の保守政治家としてこれからも頑張ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  結びになりまして、改めて1年間大変お世話になりましたことを心より御礼申し上げまして、議長退任に当たりましての挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○副議長北明範議員) お諮りいたします。  ただいま議長が欠員となりましたので、この際、議長選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長北明範議員) 異議ないものと認めます。よって、議長選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定をいたしました。  これより議長選挙を行います。
     選挙の方法は投票によることといたします。  議場の閉鎖を行います。       〔議場閉鎖〕 ○副議長北明範議員) 議場の閉鎖を確認いたしました。  在席議員の数を確認いたします。  在席議員の数は46名であります。  投票用紙を配付いたします。  投票は単記無記名であります。       〔投票用紙配付〕 ○副議長北明範議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長北明範議員) 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。  投票箱を点検いたします。──投票箱は異状ないものと認めます。  それでは、投票を行います。  事務局長の呼名順に投票願います。       〔投票〕 ○副議長北明範議員) 投票漏れはありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長北明範議員) 投票漏れはないものと認めます。  投票は終了いたしました。  開票を行います。  開票立会人を2名置くことといたしますが、私の指名で異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長北明範議員) 異議ないものと認めます。それでは、14番太田哲二議員、20番上保まさたけ議員、以上2名の方を御指名いたします。  開票立会人の立ち会いをお願いいたします。  開票を開始いたします。       〔開票〕 ○副議長北明範議員) 開票は終了いたしました。  選挙の結果を事務局長から報告いたします。 ◎局長(佐野宗昭)  杉並議会議長選挙選挙結果       投票総数          46票      内       有効投票          36票       無効投票          10票      有効投票内訳       大 熊 昌 巳 議員    26票       けしば 誠 一 議員     5票       くすやま 美 紀 議員     5票  以上でございます。 ○副議長北明範議員) ただいまの報告のとおりであります。よって、大熊昌巳議員議長に当選されました。  以上で議長選挙を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。       〔議場開鎖〕 ○副議長北明範議員) 議長に当選されました大熊昌巳議員が在席でありますので、杉並議会会議規則第28条第2項の規定に基づき、当選された旨を口頭をもって通知いたします。  議長に当選されました大熊昌巳議員の挨拶をお願いいたします。       〔44番(大熊昌巳議員)登壇〕 ◆44番(大熊昌巳議員) ただいま杉並区議会皆様の御推挙を賜り、区議会議長に就任をいたしました大熊昌巳です。皆様方より賜りました重責にしっかりと応えることができるよう、日々努力を重ねてまいる所存です。何とぞよろしくお願い申し上げます。  基礎自治体である杉並区は、区民皆様の日々の暮らしにおける安心・安全を築くことであり、まさに穏やかな区民生活こそが第一にあると考えるところです。さらなる区民生活の向上に向け、区議会議長として公平中立に職務を果たしてまいる所存でおります。  もとより浅学非才の身である私は、足りぬところが多い人間です。何とぞ杉並区議会皆様方の御協力を賜ることができますよう心からお願い申し上げ、杉並議会議長就任の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○副議長北明範議員) ここで、私、副議長を辞職したい旨、願い出まして、議長と交代いたします。   ──────────────────◇────────────────── ○議長(大熊昌巳議員) お諮りいたします。  北明範副議長から副議長辞職願が提出されました。  この際、副議長辞職の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、副議長辞職の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。  副議長辞職の件を議題といたします。  なお、本件につきましては、地方自治法第117条の規定により、北明範副議長は除斥となります。       〔北明範副議長退席〕 ○議長(大熊昌巳議員) 辞職願事務局長から朗読させます。 ◎局長(佐野宗昭)  辞 職 願  今般、一身上の都合により副議長の職を辞したく、地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。   平成30年5月18日                               杉並区議会議長                                 北   明 範  杉並議会議長   大 熊 昌 巳 様  以上でございます。 ○議長(大熊昌巳議員) それでは、採決いたします。  北明範副議長の副議長辞職を許可することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(大熊昌巳議員) 起立多数であります。よって、北明範副議長の副議長辞職を許可することに決定をいたしました。  北明範議員の除斥は解かれました。       〔北明範議員入場〕 ○議長(大熊昌巳議員) ここで、副議長を辞職された北明範議員から挨拶があります。       〔27番(北明範議員)登壇〕 ◆27番(北明範議員) 杉並区議会議長として、富本議長をお支えし、公務に努めてまいりました。1年間やってまいりましたけれども、本当に副議長としてしっかりできたかなというと、ちょっとわかりませんけれども、私なりに精いっぱいやってまいりました。  特に議長からは、君は地方をしっかりやってくれということで、交流自治体にたくさん行かせていただきました。本当に勉強になりましたし、すごいなと感動いたしましたね。人の交流というのもできまして、本当に大切な1年間だったな、すごい1年間だったなというふうに感動いたしております。  議長、副議長だけではなく、せっかくの自治体交流なんで、議員の皆様方も地方に行けるような、そういう仕組みをぜひつくっていただきたいなというふうに思っております。この後の議長、副議長にぜひお願いをしたいなというふうに思います。  1年間、議員の皆様方、そして区長を初めとする職員の皆様、そして特に議会事務局の皆様には本当に感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。  これから一議員として、また一兵卒として、杉並区民のためにしっかりとまた働いてまいりますので、今後とも御指導、御鞭撻のほど、何とぞよろしくお願いを申し上げます。  本当に1年間ありがとうございました。(拍手) ○議長(大熊昌巳議員) お諮りいたします。  ただいま副議長が欠員となりましたので、この際、副議長選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、副議長選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定をいたしました。  これより副議長選挙を行います。  選挙の方法は投票によることといたします。  議場の閉鎖を行います。       〔議場閉鎖〕 ○議長(大熊昌巳議員) 議場の閉鎖を確認いたしました。  在席議員の数を確認いたします。  在席議員の数は46名であります。  投票用紙を配付いたします。  投票は単記無記名であります。       〔投票用紙配付〕
    議長(大熊昌巳議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。  投票箱を点検いたします。――投票箱は異状ないものと認めます。  それでは、投票を行います。  事務局長の呼名順に投票願います。       〔投票〕 ○議長(大熊昌巳議員) 投票漏れはありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 投票漏れはないものと認めます。  投票は終了いたしました。  続いて、開票を行います。  開票立会人を2名置くことといたしますが、私の指名で異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。それでは、8番市来とも子議員、39番河津利恵子議員、以上2名の方を御指名いたします。  開票立会人の立ち会いをお願いいたします。  開票を開始いたします。       〔開票〕 ○議長(大熊昌巳議員) 開票は終了いたしました。  選挙の結果を事務局長から報告いたします。 ◎局長(佐野宗昭)  杉並区議会議長選挙選挙結果       投票総数          46票      内       有効投票          44票       無効投票           2票      有効投票内訳       中 村 康 弘 議員    34票       そ ね 文 子 議員     5票       金子けんたろう 議員     5票  以上でございます。 ○議長(大熊昌巳議員) ただいまの報告のとおりであります。よって、中村康弘議員が副議長に当選されました。  以上で副議長選挙を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。       〔議場開鎖〕 ○議長(大熊昌巳議員) 副議長に当選されました中村康弘議員が在席でありますので、杉並議会会議規則第28条第2項の規定に基づき、当選された旨を口頭をもって通知いたします。  副議長に当選されました中村康弘議員の挨拶をお願いいたします。       〔26番(中村康弘議員)登壇〕 ◆26番(中村康弘議員) ただいまは杉並区議会の副議長に御選出を賜りまして、大変にありがとうございました。大熊議長をしっかりと補佐し、そして自身の職責に全力で取り組んでまいる決意でございます。  本日は5月18日、ことばの日だそうでございます。言論の府であるこの杉並区議会、審議がさらに充実をし、そして区民の皆様の負託に応え、そしてさらには区政の発展に貢献できる区議会になれるよう、私自身も皆様とともどもに全力でこれからも精進してまいる決意でございます。議員の皆様、また理事者の皆様、そして事務局の皆様には何とぞ御協力を賜りますよう心よりお願いを申し上げまして、私、中村康弘の区議会議長就任の御挨拶とさせていただきます。  本日は大変にありがとうございました。(拍手) ○議長(大熊昌巳議員) ここで11時20分まで休憩いたします。                               午前11時10分休憩                               午前11時20分開議 ○議長(大熊昌巳議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第3、常任委員会委員の選任についてであります。  お諮りいたします。  常任委員会委員の選任につきましては、御配付いたしました常任委員会委員指名表のとおり選任することに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。   ──────────────────◇────────────────── ○議長(大熊昌巳議員) ここで、脇坂たつ議員から特別委員会委員選任替えに関する動議が提出されておりますので、これを許可いたします。  31番脇坂たつ議員。       〔31番(脇坂たつ議員)登壇〕 ◆31番(脇坂たつ議員) 動議を提出いたします。  ただいま常任委員会委員が選任されました。この際、特別委員会委員につきましても、慣例に従い、常任委員会と同様に委員選任替えをすることの動議を、議会運営委員会の決定により提出いたします。  議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(大熊昌巳議員) お諮りいたします。  この際、ただいまの特別委員会委員選任替えに関する動議を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、特別委員会委員選任替えについてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。  お諮りいたします。  本件につきましては、動議のとおり決定することに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、動議のとおり決定をいたしました。  ここで、特別委員会委員指名表を配付いたします。       〔特別委員会委員指名表配付〕 ○議長(大熊昌巳議員) お諮りいたします。  特別委員会委員の選任につきましては、御配付いたしました特別委員会委員指名表のとおり選任することに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。   ──────────────────◇────────────────── ○議長(大熊昌巳議員) 日程第4、議会運営委員会委員の選任についてであります。  お諮りいたします。  議会運営委員会委員の選任につきまして、御配付いたしました議会運営委員会委員指名表のとおり選任することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(大熊昌巳議員) 起立多数であります。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。  なお、常任委員会議会運営委員会及び特別委員会それぞれの正副委員長を選出するため、本日の本会議終了後、各委員会を招集いたしますので、御連絡いたします。  お諮りいたします。  ただいま区長から、議案第41号杉並監査委員(識見を有する者)の選任の同意について、議案第42号杉並監査委員議員)の選任の同意について、以上2議案が提出されました。  この際、議案第41号及び議案第42号を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、議案第41号及び議案第42号を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。  ここで、2議案を配付いたします。       〔議案配付〕   ──────────────────◇────────────────── 議案第41号    杉並監査委員(識見を有する者)の選任の同意について  上記の議案を提出する。   平成30年5月18日                 提出者 杉並区長   田  中    良 ○議長(大熊昌巳議員) 議案第41号杉並監査委員(識見を有する者)の選任の同意についてを上程いたします。  理事者の説明を求めます。  区長。       〔区長(田中 良)登壇〕 ◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第41号杉並監査委員(識見を有する者)の選任の同意につきまして、御説明申し上げます。  これまでの監査委員でございます大和田伸議員並びに増田裕一議員におかれましては、本日18日をもって退任されることとなりました。  お二人には、昨年5月19日にそれぞれ監査委員に御就任以来、区政のため大変お骨折りをいただきました。この機会に厚く御礼を申し上げる次第でございます。  さて、このお二人の後任でございますが、お一人につきましては、先ほど御決定いただきました議案第40号杉並監査委員条例の一部を改正する条例により、識見を有する者のうちから選任される監査委員を増員したことを踏まえ、監査委員専門性の一層の向上を図るため、弁護士である内山忠明氏を選任いたしたく、御提案を申し上げる次第でございます。
     内山氏の経歴につきましては、お手元の議案に添付してございますように、昭和48年に東京都に入庁後、司法試験に合格し、司法研修所卒業後に復職された後は、昭和51年に特別区人事・厚生事務組合法務部へ派遣されております。昭和61年に東京都から特別区人事・厚生事務組合への身分切りかえ後は、法務部副参事、法務部長等を歴任されました。以後、日本大学法学部教授として行政法を担当されるとともに、同大学の法科大学院の立ち上げに参画し、重責を果たしてこられました。また、全国収用委員会連絡協議会会長、千代田区行政監察員、杉並区議会政務活動費専門委員会会長のほか、各自治体の附属機関の長等の要職を歴任されております。  内山氏の識見、経歴から見て、当区の監査委員として適任と存じ、御提案申し上げる次第です。  議案の朗読は省略をさせていただきます。  何とぞ御審議の上、内山忠明氏を監査委員に選任いたしますことにつきまして御同意いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(大熊昌巳議員) お諮りいたします。  議案第41号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。  質疑はありませんか。  4番堀部やすし議員。       〔4番(堀部やすし議員)登壇〕 ◆4番(堀部やすし議員) それでは、杉並監査委員(識見を有する者)の選任の同意について質疑を行います。  現在、議員から選出されております監査委員2名の任期は、平成31年の4月30日となっていたはずであります。本日退任をしたという報告が先ほどありました。一体いつの間におやめになったんでしょうか。どのような理由でおやめになったんでしょうか。見るところ、議員としては元気に御健在でありまして、議員をおやめになるような気配は全くございません。監査委員の職のみを辞するのは一体どういうことだったのか、説明を求める次第であります。  2点目ですが、本日退任した議員選出監査委員かわり、この議案第41号が提出されてきたことについてです。  この方は全く新しく杉並区の監査委員として選任されるわけでありまして、本日監査委員をやめて本日新しい人が出てくるということについて、大変驚いております。この方が提案されるということについては事前に全く話を伺っておりませんで、一体どのような選任の手続がこれまであったのか、どのような人選の作業がこれまであったのか、全くわかりません。説明を求める次第であります。  3点目ですが、これはなぜこの内山忠明氏を選んだのかということです。  経歴を見ますと、東京都に在籍されたことがあり、また23区共同で設立しております特別区人事・厚生事務組合の法務部に長くいらっしゃった方であります。その後、それぞれ、東京都や千代田区、また杉並区の仕事などをされて、現在は弁護士として御活躍ということのようでありますけれども、どのような接点を持って選任されてきたのか。この方だけを最初から対象として考えてきたのか、それとも何らかの組織、例えば杉並法曹会であるとか日弁連であるとか、こういったところから推薦をいただいた上で、区で選考して選ばれてきたのか。いずれにしても、どのような観点でこの内山忠明氏が適任と判断をされたのか全くわかりませんので、説明を求める次第です。  以上3点です。 ○議長(大熊昌巳議員) 理事者の答弁を求めます。  区長。       〔区長(田中 良)登壇〕 ◎区長(田中良) 堀部やすし議員の御質問に御答弁を申し上げます。  委員の任期につきましては、委員個人の良識にお任せいたしているところであります。  それから、具体的に識見監査委員の候補者、特に内山氏については、いつの段階で決定したのかという御趣旨の御質問でございましたけれども、監査委員の構成についての検討が終了した後、万が一議員選出監査委員が欠けた場合を想定して、一定の候補者の中から内山氏を絞り込み、4月以降内山氏に打診を行い、ゴールデンウィーク直後に正式回答をいただき、今日に至っております。  今回内山氏を選任した理由は何かとのお尋ねでございましたが、先ほども説明をいたしましたが、特別区人事・厚生事務組合の法務部長を歴任し、特別区政に対する見識をお持ちであり、弁護士として、また大学教授として数多くの功績を残していらっしゃいます。  また、杉並区の政務活動費専門委員会会長にも御就任いただくほか、全国収用委員会連絡協議会会長も担うなど、行政運営に幅広い知識をお持ちであることから適任であると判断をし、今回、人事案件を提出させていただいた次第でございます。  以上です。 ○議長(大熊昌巳議員) 4番堀部やすし議員。       〔4番(堀部やすし議員)登壇〕 ◆4番(堀部やすし議員) 再質疑します。  まず、内山氏についてですけれども、万一監査委員が欠けたときに備えて準備をされていたということでした。区の内部でそういう準備をされることについて文句があるわけではありませんけれども、さて、内山氏はどうなんでしょうか。5月に受諾の回答があったという説明でしたけれども、内山氏からすると、5月18日をもって監査委員に就任するかどうかよくわからない段階で引き受けるということがあるのかどうなのか。弁護士さんもお忙しいですから、そういったことがあるのかどうなのか。年間かなりの日数を杉並区の監査に割かなければならない立場になるということを考えますと、ちょっとにわかに信じがたいわけですね。最初から議員選出監査委員はおやめになるだろうという前提でスケジュールが組まれていたということはないのかどうなのか。監査のあり方についても、国でもさまざま問題となり、監査制度充実強化地方自治法の改正でうたわれるようになった。とりわけ監査委員のあり方について注目を集めているときに、そういうことでいいのかどうなのか、大変疑問を持っております。  それで、最初から内山氏ありきで進んできたということですか。私が聞きたかったのは、複数の弁護士が最初から選考対象になっていて、あるいは推薦をあちらこちらから受けて、最終的に内山氏に絞ったということではないというふうに聞こえましたけれども、そういうことなのかどうなのか。ほかに推薦を受けた方がいるのであれば、どのような団体からどのような人物の推薦を受けていたのかどうなのか、つまびらかにしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(大熊昌巳議員) 理事者の答弁を求めます。  区長。       〔区長(田中 良)登壇〕 ◎区長(田中良) 堀部やすし議員の再度の御質問に御答弁を申し上げます。  いろいろお話をされていましたが、御質問は、内山氏に絞って検討してきたのか、ほかの御推薦を含めて複数検討していたのか、そういう御趣旨であろうかなと思いますけれども、先ほども御説明をいたしましたが、内山氏が経歴から見て適任であるということで御提案をさせていただいたということでございます。どこかの法曹会から推薦をしていただいたとかそういうことではなく、今回の提案につきましては、申し上げたとおりでございます。  こういう適任の方を探すやり方はいろいろあろうかと思います。複数、さまざま検討をされたということも組織の中ではあっただろうというふうに思いますけれども、最終的に、今申し上げた形で御提案をさせていただいたということで御理解ください。 ○議長(大熊昌巳議員) ほかに質疑はありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 質疑はないものと認めます。  意見はありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 意見はないものと認めます。  それでは、採決いたします。  議案第41号杉並監査委員(識見を有する者)の選任の同意について、原案に賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(大熊昌巳議員) 起立多数であります。よって、原案に同意することに決定をいたしました。   ──────────────────◇────────────────── 議案第42号    杉並監査委員議員)の選任の同意について  上記の議案を提出する。   平成30年5月18日                 提出者 杉並区長   田  中    良 ○議長(大熊昌巳議員) 議案第42号杉並監査委員議員)の選任の同意についてを上程いたします。  なお、本件につきましては、地方自治法第117条の規定により、井口かづ子議員の退席を求めます。       〔井口かづ子議員退席〕 ○議長(大熊昌巳議員) 理事者の説明を求めます。  区長。       〔区長(田中 良)登壇〕 ◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第42号杉並監査委員議員)の選任の同意につきまして、御説明申し上げます。  後任のもう一人の方でございますが、議案第42号で御提案申し上げておりますように、井口かづ子議員にお願いを申し上げたいと存じます。  井口議員は、平成15年5月に杉並区議会議員に当選されまして、現在議員として在任されております。当区の監査委員といたしまして適任と存じ、御提案を申し上げる次第でございます。  議案の朗読は省略をさせていただきます。  何とぞ御審議の上、井口議員監査委員に選任いたしますことにつきまして御同意をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(大熊昌巳議員) お諮りいたします。  議案第42号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。  質疑はありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 質疑はないものと認めます。  意見はありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大熊昌巳議員) 意見はないものと認めます。  それでは、採決いたします。  議案第42号杉並監査委員議員)の選任の同意について、原案に賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(大熊昌巳議員) 起立多数であります。よって、原案に同意することに決定をいたしました。  井口かづ子議員の除斥は解かれました。       〔井口かづ子議員入場〕 ○議長(大熊昌巳議員) これをもちまして議事日程第2号は全て終了いたしました。  区長から挨拶があります。  区長。       〔区長(田中 良)登壇〕 ◎区長(田中良) 閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  このたびの臨時会では、杉並監査委員条例の改正及び監査委員の選任の案件につきまして慎重な御審議の上御決定いただき、まことにありがとうございました。  御審議の過程でいただきましたさまざまな御意見につきましては、これからの執行に当たりまして十分尊重してまいりたいと存じます。  さて、私の任期につきましても、残すところ約2カ月を切るところとなりましたが、今月29日からは第2回定例会も控えており、最後まで区議会の皆様と力を合わせて区政発展のため力を尽くしてまいりたいと存じます。引き続き御協力のほどよろしくお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。 ○議長(大熊昌巳議員) 本日の会議を閉じます。  以上をもちまして平成30年第1回杉並区議会臨時会を閉会いたします。                               午前11時45分閉会...