杉並区議会 2018-05-18
平成30年第1回臨時会−05月18日-09号
平成30年第1回
臨時会−05月18日-09
号平成30年第1回
臨時会
平成30年第1回
臨時会
杉並区
議会会議録(第9号)
平成30年5月18日 午前10時開議
出席議員46名
1 番 (欠員) 25番 安 斉 あ き ら
2 番 木 村 よ う こ 26番 中 村 康 弘
3 番 田 中 ゆうたろう 27番 北 明 範
4 番 堀 部 や す し 28番 川 原 口 宏 之
5 番 松 尾 ゆ り 29番 今 井 ひ ろ し
6 番 川 野 たかあき 30番 浅 井 く に お
7 番 奥 田 雅 子 31番 脇 坂 た つ や
8 番 市 来 と も 子 32番 吉 田 あ い
9 番 小 林 ゆ み 33番 金 子 けんたろう
10番 藤 本 な お や 34番 富 田 た く
11番 上 野 エ リ カ 35番 くすやま 美 紀
12番 木 梨 もりよし 36番 け し ば 誠 一
選挙の方法は投票によることといたします。
議場の閉鎖を行います。
〔議場閉鎖〕
○副
議長(
北明範議員) 議場の閉鎖を確認いたしました。
在席
議員の数を確認いたします。
在席
議員の数は46名であります。
投票用紙を配付いたします。
投票は単記無記名であります。
〔投票用紙配付〕
○副
議長(
北明範議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
北明範議員) 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
投票箱を点検いたします。──投票箱は異状ないものと認めます。
それでは、投票を行います。
事務局長の呼名順に投票願います。
〔投票〕
○副
議長(
北明範議員) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
北明範議員) 投票漏れはないものと認めます。
投票は終了いたしました。
開票を行います。
開票立会人を2名置くことといたしますが、私の指名で異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
北明範議員) 異議ないものと認めます。それでは、14番太田哲二
議員、20番上保
まさたけ議員、以上2名の方を御指名いたします。
開票立会人の立ち会いをお願いいたします。
開票を開始いたします。
〔開票〕
○副
議長(
北明範議員) 開票は終了いたしました。
選挙の結果を
事務局長から報告いたします。
◎局長(
佐野宗昭)
杉並区
議会議長選挙選挙結果
投票総数 46票
内
有効投票 36票
無効投票 10票
有効投票内訳
大 熊 昌 巳
議員 26票
けしば 誠 一
議員 5票
くすやま 美 紀
議員 5票
以上でございます。
○副
議長(
北明範議員) ただいまの報告のとおりであります。よって、大熊昌巳
議員が
議長に当選されました。
以上で
議長選挙を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○副
議長(
北明範議員)
議長に当選されました大熊昌巳
議員が在席でありますので、
杉並区
議会会議規則第28条第2項の規定に基づき、当選された旨を口頭をもって通知いたします。
議長に当選されました大熊昌巳
議員の挨拶をお願いいたします。
〔44番(大熊昌巳
議員)登壇〕
◆44番(大熊昌巳
議員) ただいま
杉並区議会皆様の御推挙を賜り、区
議会議長に就任をいたしました大熊昌巳です。皆様方より賜りました重責にしっかりと応えることができるよう、日々努力を重ねてまいる所存です。何とぞよろしくお願い申し上げます。
基礎
自治体である
杉並区は、区民皆様の日々の暮らしにおける安心・安全を築くことであり、まさに穏やかな区民生活こそが第一にあると考えるところです。さらなる区民生活の向上に向け、区
議会議長として公平中立に職務を果たしてまいる所存でおります。
もとより浅学非才の身である私は、足りぬところが多い人間です。何とぞ
杉並区議会皆様方の御協力を賜ることができますよう心からお願い申し上げ、
杉並区
議会議長就任の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。(拍手)
○副
議長(
北明範議員) ここで、私、副
議長を辞職したい旨、願い出まして、
議長と交代いたします。
──────────────────◇──────────────────
○
議長(大熊昌巳
議員) お諮りいたします。
北明範副
議長から副
議長辞職願が提出されました。
この際、副
議長辞職の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、副
議長辞職の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。
副
議長辞職の件を議題といたします。
なお、本件につきましては、
地方自治法第117条の規定により、北明範副
議長は除斥となります。
〔北明範副
議長退席〕
○
議長(大熊昌巳
議員)
辞職願を
事務局長から朗読させます。
◎局長(
佐野宗昭)
辞 職 願
今般、一身上の都合により副
議長の職を辞したく、
地方自治法第108条の規定により許可されるよう願い出ます。
平成30年5月18日
杉並区議会副
議長
北 明 範
杉並区
議会議長
大 熊 昌 巳 様
以上でございます。
○
議長(大熊昌巳
議員) それでは、採決いたします。
北明範副
議長の副
議長辞職を許可することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 起立多数であります。よって、北明範副
議長の副
議長辞職を許可することに決定をいたしました。
北明範議員の除斥は解かれました。
〔
北明範議員入場〕
○
議長(大熊昌巳
議員) ここで、副
議長を辞職された
北明範議員から挨拶があります。
〔27番(
北明範議員)登壇〕
◆27番(
北明範議員)
杉並区議会副
議長として、富本
議長をお支えし、公務に努めてまいりました。1年間やってまいりましたけれども、本当に副
議長としてしっかりできたかなというと、ちょっとわかりませんけれども、私なりに精いっぱいやってまいりました。
特に
議長からは、君は地方をしっかりやってくれということで、交流
自治体にたくさん行かせていただきました。本当に勉強になりましたし、すごいなと感動いたしましたね。人の交流というのもできまして、本当に大切な1年間だったな、すごい1年間だったなというふうに感動いたしております。
議長、副
議長だけではなく、せっかくの
自治体交流なんで、
議員の皆様方も地方に行けるような、そういう仕組みをぜひつくっていただきたいなというふうに思っております。この後の
議長、副
議長にぜひお願いをしたいなというふうに思います。
1年間、
議員の皆様方、そして区長を初めとする職員の皆様、そして特に
議会事務局の皆様には本当に感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
これから一
議員として、また一兵卒として、
杉並区民のためにしっかりとまた働いてまいりますので、今後とも御指導、御鞭撻のほど、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
本当に1年間ありがとうございました。(拍手)
○
議長(大熊昌巳
議員) お諮りいたします。
ただいま副
議長が欠員となりましたので、この際、副
議長選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、副
議長選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定をいたしました。
これより副
議長選挙を行います。
選挙の方法は投票によることといたします。
議場の閉鎖を行います。
〔議場閉鎖〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 議場の閉鎖を確認いたしました。
在席
議員の数を確認いたします。
在席
議員の数は46名であります。
投票用紙を配付いたします。
投票は単記無記名であります。
〔投票用紙配付〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
投票箱を点検いたします。――投票箱は異状ないものと認めます。
それでは、投票を行います。
事務局長の呼名順に投票願います。
〔投票〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 投票漏れはないものと認めます。
投票は終了いたしました。
続いて、開票を行います。
開票立会人を2名置くことといたしますが、私の指名で異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。それでは、8番市来とも子
議員、39番河津利恵子
議員、以上2名の方を御指名いたします。
開票立会人の立ち会いをお願いいたします。
開票を開始いたします。
〔開票〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 開票は終了いたしました。
選挙の結果を
事務局長から報告いたします。
◎局長(
佐野宗昭)
杉並区議会副
議長選挙選挙結果
投票総数 46票
内
有効投票 44票
無効投票 2票
有効投票内訳
中 村 康 弘
議員 34票
そ ね 文 子
議員 5票
金子けんたろう
議員 5票
以上でございます。
○
議長(大熊昌巳
議員) ただいまの報告のとおりであります。よって、中村康弘
議員が副
議長に当選されました。
以上で副
議長選挙を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 副
議長に当選されました中村康弘
議員が在席でありますので、
杉並区
議会会議規則第28条第2項の規定に基づき、当選された旨を口頭をもって通知いたします。
副
議長に当選されました中村康弘
議員の挨拶をお願いいたします。
〔26番(中村康弘
議員)登壇〕
◆26番(中村康弘
議員) ただいまは
杉並区議会の副
議長に御選出を賜りまして、大変にありがとうございました。大熊
議長をしっかりと補佐し、そして自身の職責に全力で取り組んでまいる決意でございます。
本日は5月18日、ことばの日だそうでございます。言論の府であるこの
杉並区議会、審議がさらに充実をし、そして区民の皆様の負託に応え、そしてさらには区政の発展に貢献できる
区議会になれるよう、私自身も皆様とともどもに全力でこれからも精進してまいる決意でございます。
議員の皆様、また理事者の皆様、そして事務局の皆様には何とぞ御協力を賜りますよう心よりお願いを申し上げまして、私、中村康弘の
区議会副
議長就任の御挨拶とさせていただきます。
本日は大変にありがとうございました。(拍手)
○
議長(大熊昌巳
議員) ここで11時20分まで休憩いたします。
午前11時10分休憩
午前11時20分開議
○
議長(大熊昌巳
議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第3、
常任委員会委員の選任についてであります。
お諮りいたします。
常任委員会委員の選任につきましては、御配付いたしました
常任委員会委員指名表のとおり選任することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。
──────────────────◇──────────────────
○
議長(大熊昌巳
議員) ここで、
脇坂たつや
議員から
特別委員会委員の
選任替えに関する動議が提出されておりますので、これを許可いたします。
31番
脇坂たつや
議員。
〔31番(
脇坂たつや
議員)登壇〕
◆31番(
脇坂たつや
議員) 動議を提出いたします。
ただいま常任
委員会の
委員が選任されました。この際、特別
委員会の
委員につきましても、慣例に従い、常任
委員会と同様に
委員の
選任替えをすることの動議を、
議会運営
委員会の決定により提出いたします。
議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○
議長(大熊昌巳
議員) お諮りいたします。
この際、ただいまの
特別委員会委員の
選任替えに関する動議を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、
特別委員会委員の
選任替えについてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。
お諮りいたします。
本件につきましては、動議のとおり決定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、動議のとおり決定をいたしました。
ここで、
特別委員会委員指名表を配付いたします。
〔
特別委員会委員指名表配付〕
○
議長(大熊昌巳
議員) お諮りいたします。
特別委員会委員の選任につきましては、御配付いたしました
特別委員会委員指名表のとおり選任することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。
──────────────────◇──────────────────
○
議長(大熊昌巳
議員) 日程第4、
議会運営委員会委員の選任についてであります。
お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任につきまして、御配付いたしました
議会運営委員会委員指名表のとおり選任することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 起立多数であります。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。
なお、常任
委員会、
議会運営
委員会及び特別
委員会それぞれの正副
委員長を選出するため、本日の本会議終了後、各
委員会を招集いたしますので、御連絡いたします。
お諮りいたします。
ただいま区長から、議案第41
号杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意について、議案第42
号杉並区
監査委員(
議員)の選任の同意について、以上2議案が提出されました。
この際、議案第41号及び議案第42号を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、議案第41号及び議案第42号を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。
ここで、2議案を配付いたします。
〔議案配付〕
──────────────────◇──────────────────
議案第41号
杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意について
上記の議案を提出する。
平成30年5月18日
提出者 杉並区長 田 中 良
○
議長(大熊昌巳
議員) 議案第41
号杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意についてを上程いたします。
理事者の説明を求めます。
区長。
〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第41
号杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意につきまして、御説明申し上げます。
これまでの
監査委員でございます大和田伸
議員並びに増田裕一
議員におかれましては、本日18日をもって退任されることとなりました。
お二人には、昨年5月19日にそれぞれ
監査委員に御就任以来、区政のため大変お骨折りをいただきました。この機会に厚く御礼を申し上げる次第でございます。
さて、このお二人の後任でございますが、お一人につきましては、先ほど御決定いただきました議案第40
号杉並区
監査委員条例の一部を改正する条例により、識見を有する者のうちから選任される
監査委員を増員したことを踏まえ、
監査委員の
専門性の一層の向上を図るため、
弁護士である内山忠明氏を選任いたしたく、御提案を申し上げる次第でございます。
内山氏の経歴につきましては、お手元の議案に添付してございますように、昭和48年に東京都に入庁後、司法試験に合格し、司法研修所卒業後に復職された後は、昭和51年に特別区人事・厚生
事務組合法務部へ派遣されております。昭和61年に東京都から特別区人事・厚生
事務組合への身分切りかえ後は、法務部副参事、法務部長等を歴任されました。以後、日本大学法学部教授として行政法を担当されるとともに、同大学の法科大学院の立ち上げに参画し、重責を果たしてこられました。また、全国収用
委員会連絡協
議会会長、千代田区行政監察員、
杉並区議会政務活動費専門
委員会会長のほか、各
自治体の附属機関の長等の要職を歴任されております。
内山氏の識見、経歴から見て、当区の
監査委員として適任と存じ、御提案申し上げる次第です。
議案の朗読は省略をさせていただきます。
何とぞ御審議の上、内山忠明氏を
監査委員に選任いたしますことにつきまして御同意いただきますようお願いを申し上げます。
○
議長(大熊昌巳
議員) お諮りいたします。
議案第41号につきましては、
委員会付託を省略して異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定をいたしました。
質疑はありませんか。
4番
堀部やすし議員。
〔4番(
堀部やすし議員)登壇〕
◆4番(
堀部やすし議員) それでは、
杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意について質疑を行います。
現在、
議員から選出されております
監査委員2名の任期は、平成31年の4月30日となっていたはずであります。本日退任をしたという報告が先ほどありました。一体いつの間におやめになったんでしょうか。どのような理由でおやめになったんでしょうか。見るところ、
議員としては元気に御健在でありまして、
議員をおやめになるような気配は全くございません。
監査委員の職のみを辞するのは一体どういうことだったのか、説明を求める次第であります。
2点目ですが、本日退任した
議員選出の
監査委員に
かわり、この議案第41号が提出されてきたことについてです。
この方は全く新しく
杉並区の
監査委員として選任されるわけでありまして、本日
監査委員をやめて本日新しい人が出てくるということについて、大変驚いております。この方が提案されるということについては事前に全く話を伺っておりませんで、一体どのような選任の手続がこれまであったのか、どのような人選の作業がこれまであったのか、全くわかりません。説明を求める次第であります。
3点目ですが、これはなぜこの内山忠明氏を選んだのかということです。
経歴を見ますと、東京都に在籍されたことがあり、また23区共同で設立しております特別区人事・厚生
事務組合の法務部に長くいらっしゃった方であります。その後、それぞれ、東京都や千代田区、また
杉並区の仕事などをされて、現在は
弁護士として御活躍ということのようでありますけれども、どのような接点を持って選任されてきたのか。この方だけを最初から対象として考えてきたのか、それとも何らかの組織、例えば
杉並法曹会であるとか日弁連であるとか、こういったところから推薦をいただいた上で、区で選考して選ばれてきたのか。いずれにしても、どのような観点でこの内山忠明氏が適任と判断をされたのか全くわかりませんので、説明を求める次第です。
以上3点です。
○
議長(大熊昌巳
議員) 理事者の答弁を求めます。
区長。
〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良)
堀部やすし議員の御質問に御答弁を申し上げます。
委員の任期につきましては、
委員個人の良識にお任せいたしているところであります。
それから、具体的に
識見監査委員の候補者、特に内山氏については、いつの段階で決定したのかという御趣旨の御質問でございましたけれども、
監査委員の構成についての検討が終了した後、万が一
議員選出監査委員が欠けた場合を想定して、一定の候補者の中から内山氏を絞り込み、4月以降内山氏に打診を行い、ゴールデンウィーク直後に正式回答をいただき、今日に至っております。
今回内山氏を選任した理由は何かとのお尋ねでございましたが、先ほども説明をいたしましたが、特別区人事・厚生
事務組合の法務部長を歴任し、特別区政に対する見識をお持ちであり、
弁護士として、また大学教授として数多くの功績を残していらっしゃいます。
また、
杉並区の政務活動費専門
委員会会長にも御就任いただくほか、全国収用
委員会連絡協
議会会長も担うなど、行政運営に幅広い知識をお持ちであることから適任であると判断をし、今回、人事案件を提出させていただいた次第でございます。
以上です。
○
議長(大熊昌巳
議員) 4番
堀部やすし議員。
〔4番(
堀部やすし議員)登壇〕
◆4番(
堀部やすし議員) 再質疑します。
まず、内山氏についてですけれども、万一
監査委員が欠けたときに備えて準備をされていたということでした。区の内部でそういう準備をされることについて文句があるわけではありませんけれども、さて、内山氏はどうなんでしょうか。5月に受諾の回答があったという説明でしたけれども、内山氏からすると、5月18日をもって
監査委員に就任するかどうかよくわからない段階で引き受けるということがあるのかどうなのか。
弁護士さんもお忙しいですから、そういったことがあるのかどうなのか。年間かなりの日数を
杉並区の
監査に割かなければならない立場になるということを考えますと、ちょっとにわかに信じがたいわけですね。最初から
議員選出の
監査委員はおやめになるだろうという前提でスケジュールが組まれていたということはないのかどうなのか。
監査のあり方についても、国でもさまざま問題となり、
監査制度の
充実強化が
地方自治法の改正でうたわれるようになった。とりわけ
監査委員のあり方について注目を集めているときに、そういうことでいいのかどうなのか、大変疑問を持っております。
それで、最初から内山氏ありきで進んできたということですか。私が聞きたかったのは、複数の
弁護士が最初から選考対象になっていて、あるいは推薦をあちらこちらから受けて、最終的に内山氏に絞ったということではないというふうに聞こえましたけれども、そういうことなのかどうなのか。ほかに推薦を受けた方がいるのであれば、どのような団体からどのような人物の推薦を受けていたのかどうなのか、つまびらかにしていただきたいというふうに思います。
以上です。
○
議長(大熊昌巳
議員) 理事者の答弁を求めます。
区長。
〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良)
堀部やすし議員の再度の御質問に御答弁を申し上げます。
いろいろお話をされていましたが、御質問は、内山氏に絞って検討してきたのか、ほかの御推薦を含めて複数検討していたのか、そういう御趣旨であろうかなと思いますけれども、先ほども御説明をいたしましたが、内山氏が経歴から見て適任であるということで御提案をさせていただいたということでございます。どこかの法曹会から推薦をしていただいたとかそういうことではなく、今回の提案につきましては、申し上げたとおりでございます。
こういう適任の方を探すやり方はいろいろあろうかと思います。複数、さまざま検討をされたということも組織の中ではあっただろうというふうに思いますけれども、最終的に、今申し上げた形で御提案をさせていただいたということで御理解ください。
○
議長(大熊昌巳
議員) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 質疑はないものと認めます。
意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 意見はないものと認めます。
それでは、採決いたします。
議案第41
号杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 起立多数であります。よって、原案に同意することに決定をいたしました。
──────────────────◇──────────────────
議案第42号
杉並区
監査委員(
議員)の選任の同意について
上記の議案を提出する。
平成30年5月18日
提出者 杉並区長 田 中 良
○
議長(大熊昌巳
議員) 議案第42
号杉並区
監査委員(
議員)の選任の同意についてを上程いたします。
なお、本件につきましては、
地方自治法第117条の規定により、井口かづ子
議員の退席を求めます。
〔井口かづ子
議員退席〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 理事者の説明を求めます。
区長。
〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第42
号杉並区
監査委員(
議員)の選任の同意につきまして、御説明申し上げます。
後任のもう一人の方でございますが、議案第42号で御提案申し上げておりますように、井口かづ子
議員にお願いを申し上げたいと存じます。
井口
議員は、平成15年5月に
杉並区議会議員に当選されまして、現在
議員として在任されております。当区の
監査委員といたしまして適任と存じ、御提案を申し上げる次第でございます。
議案の朗読は省略をさせていただきます。
何とぞ御審議の上、井口
議員を
監査委員に選任いたしますことにつきまして御同意をいただきますようお願いを申し上げます。
○
議長(大熊昌巳
議員) お諮りいたします。
議案第42号につきましては、
委員会付託を省略して異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 異議ないものと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定をいたしました。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 質疑はないものと認めます。
意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 意見はないものと認めます。
それでは、採決いたします。
議案第42
号杉並区
監査委員(
議員)の選任の同意について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(大熊昌巳
議員) 起立多数であります。よって、原案に同意することに決定をいたしました。
井口かづ子
議員の除斥は解かれました。
〔井口かづ子
議員入場〕
○
議長(大熊昌巳
議員) これをもちまして議事日程第2号は全て終了いたしました。
区長から挨拶があります。
区長。
〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
このたびの
臨時会では、
杉並区
監査委員条例の改正及び
監査委員の選任の案件につきまして慎重な御審議の上御決定いただき、まことにありがとうございました。
御審議の過程でいただきましたさまざまな御意見につきましては、これからの執行に当たりまして十分尊重してまいりたいと存じます。
さて、私の任期につきましても、残すところ約2カ月を切るところとなりましたが、今月29日からは第2回定例会も控えており、最後まで
区議会の皆様と力を合わせて区政発展のため力を尽くしてまいりたいと存じます。引き続き御協力のほどよろしくお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。
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議長(大熊昌巳
議員) 本日の会議を閉じます。
以上をもちまして平成30年第1回
杉並区議会臨時会を閉会いたします。
午前11時45分閉会...